製造工程

1. 原料 2. 配合 3. 成形 4. 後工程 5. 検査 6. パッケージ 7. 出荷

指サックのなぜ?

失敗しない指サック選びのコツが見えてくる。指サックのなぜ?をわかりやすくお伝えします。

1.
原料

1.原料 2.配合 3.成形 4.後工程 5.検査 6.パッケージ 7. 出荷
指サックの原料は?
ゴムの樹から採れた樹液を液体のまま精製したもの(見た目は牛乳のような液体)を総称して「ラテックス」または「天然ゴムラテックス」と呼びます。

指サックではこのラテックスを液体のまま使用しますが、一般的なタイヤなどで使用するゴムは、この樹液を乾燥させた固形のものを使用します。

その他に、石油由来の原料から作られる「合成ゴムラテックス」も使用します。
ゴムの木

2.
硫黄

1.原料 2.配合 3.成形 4.後工程 5.検査 6.パッケージ 7. 出荷
硫黄を使うのはなぜ?
ゴム製品では、ゴム分子間を結合をさせ、強度や弾力を出すための架橋剤(かきょうざい)として、一般的に「硫黄」を配合します。
もし、架橋剤を使わないでゴム製品を作ると、強度や弾力が全くないものとなり、風船や輪ゴムなどの製品は伸びたままとなってしまいます。
「硫黄」が金属や電気接点の腐食などの原因になることがあります。
鈴木ラテックスの指サックには、製造工程において硫黄を全く使用していない製品があります。⇨「無硫黄」で絞り込み

4.
パウダーと塩素

1.原料 2.配合 3.成形 4.後工程 5.検査 6.パッケージ 7. 出荷
パウダーを使うのはなぜ?

ゴムは非常に粘着力が強く、そのままでは指サック自体がくっついてしまいます。このため、表面に「パウダー」を塗布することで粘着を防止しています。例えば、風船の口元内面にパウダーが付いていることはよく知られています。

鈴木ラテックスの指サックには、製造工程においてパウダーを全く使用していない製品があります。⇨「ノンパウダー」で絞り込み

塩素を使うのはなぜ?
クリーンルームで使用する「ノンパウダー指サック」は、指サックの表面からパウダーを洗浄し除去する必要がありますが、そのまま除去すると、ゴムの粘着力のために指サック自体がくっついてしまいます。
この解決策として、一般的には、指サックの表面を「塩素」と反応させて表面の粘着力を低減させています。
  • 指サック表面の塩素イオンが、金属や電気接点の腐食などの原因になることがあります。
  • 塩素により、表面の粘着性が無くなるため、滑りやすくなります。
鈴木ラテックスの指サックには、製造工程において塩素を全く使用していない製品があります。⇨「無塩素」で絞り込み

塩素